平成28年3月

　今年度から、交流させて頂いている福祉の里。2月19日（金曜日）23日（火曜日）には、4･5歳児が出かけました。今回は来年度の引継ぎをかねて、4歳児はおじいちゃんやおばあちゃんの前で、リズムダンスを踊ったり4･5歳児で歌を歌ったりしてきました。
　今年度、交流を深めてきた5歳児は今回が最後となり感謝の気持ちをこめて、ペンダントをプレゼントしました。4歳児からは「4月からは僕たち私たちが来るよ」とお知らせし、5歳から4歳へとバトンタッチしました。

　進級を前に、3･4歳児が宮前公園に散歩に出かけました。もうすぐ年長と言う気持ちが強くなってきた4歳児は、3歳さんのお友だちの手をしっかりにぎり、公園まで連れて行ってくれました。
　公園では、遊具で遊んだり、みんなで鬼ごっこをしたりしました。帰り道では、「また、いっしょにこようね」と言う3歳児もいて成長を感じました。

3月10日（木曜日）お別れ会パート1
　3・4・5歳児、各1名ずつ3人が1組になり園内ウォークラリーをしました。3人が協力してポイントを探し、なかなか見つからないグループや「ここにあるよ」とポイントの場所を教えてくれるグループも・・・。園内中を探し回っていました。
　途中、クイズに正解するとポイントがクリアできる場所では、3･4歳児が困っていると5歳児が答えてくれたり、5歳児困っていると3･4歳児が答えてくれたりとどのグループもチームワークで全クリアしました。完走のご褒美は、先生から、がんばったねペンダントをかけてもらいました。その後、お弁当も一緒に食べました。
3月11日（金曜日）お別れ会パート2
この日は、3･4歳児が卒園を間近に控えている5歳児を招待し「いっしょにあそんでくれてありがとう」と感謝の気持ちで歌を歌ったり、この日のために作ったプレゼントを一人ひとりに手渡しました。
　5歳児からは、4歳児に「これからは、チョキちゃんをよろしく」(幼稚園で飼っているウサギの名前）と託され、引継ぎをしました。

　3月17日（木曜日）絶好の小春日和の暖かな日になった卒園式。57名の卒園児をお祝いしました。ご来賓に皆様をはじめ、保護者の方も多数出席して頂き、子どもたちの晴れ姿を見て頂くことができました。
　一人ひとりが立派に卒園証書を受け取る姿に胸がこみ上げてくるものを感じました。保護者の中には思わず涙ぐまれる姿も見受けられました。式の途中からは、4歳児も参加し、お別れの言葉では1年間の出来事を振り返りました。
　最後の見送りでは、園庭に3･4歳児の保護者も花道を作っていただいた中、卒園児は満面の笑みで巣立っていきました。

　44年間、地域に愛された西枇杷島第2幼稚園。3月26日（土曜日）は、300人から400人という多数の卒園児、保護者、関係者の方にお集まりいただき閉園セレモニーが開かれました。、
　第1回卒園生の方が幼稚園時代の思い出話やわが子が在園していたときには保護者としての思い出話をして頂きました。また、西六軒町の山車保存会の方々をお招きして、西枇まつりのお囃子やからくり人形の実演を見せて頂きました。
　園内には、44年間の写真を掲示し、卒園された方の中には、とても懐かしく足を止め、じっと見つめ、思わず涙ぐまれる方も見えました。また、久しぶりに会った同級生や当時いた先生との再会を喜び、昔話に花が咲きました。いつまでも名残惜しみながら44年間に幕を閉じました。
　長い間、地域の皆様には本当にお世話になりありがとうございました。