令和2度年11月から12月

　10月に園内で掘ったさつま芋を使ってホットケーキミックスの粉と混ぜ、お芋ケーキを作りました。例年なら3・4・5歳児が作業分担して皆で盛り上げて行いますが、今年は、新型コロナのこともあって5歳児にお芋を洗ってもらい先生たちで作りました。5歳児は先生が作るところを見せてもらいました。どのようにお芋ケーキができるのかを知り「お家でも作ってみよう」という声が聞かれました。
　皆で食べるお芋ケーキが美味しかったようで、3・4歳児も「もっと食べたい」「お母さんに作ってもらおう」という子もいました。あっという間に売り切れとなりました。

　交通安全教育の一環で4・5歳児を対象に西濃運輸様のご協力で、横断歩道の渡り方や車から死角になる場所があることなど教えて頂きました。また、大型トラックのタイヤと園児たちとの綱引きなど楽しい体験もありました。
　横断歩道の渡り方では、トラックの近い場所では運転手さんからは園児たちが見えないことを教えて頂き、できるだけトラックより離れた側の横断歩道を歩くとよいことを教えて頂きました。
　また、止まっているトラックの周りで遊ばないことや運転手さんからは見えないところ（死角）があることも実際に園児たちが死角の場所に立ち、運転手さんが見えるかどうか確認し、運転手さんが見えないところは危ないことを知りました。
タイヤとの綱引きでは、一人では動かないけれど友達と協力して、大人数になると動く体験もしました。最後は西濃運輸のマスコットキャラクター「カルちゃん」と記念写真を撮りました。
　愛知県は交通事故がとても多いので、今日の体験を生かして、今後も家庭と協力して子供たちの安全を守りたいものです。

　コロナ禍の中、子供たちに少しでも楽しんでもらえるようにと、PTA主催により人形劇団「むすび座」をお招きして、4・5歳児に人形劇を見せて頂きました。
　4歳児「へびくんのおさんぽ」　　雨上がりにお散歩に行こうと外に出たヘビ君とネズミ君の前に水たまりがありました。ネズミ君が「渡れないよ。困ったなぁ」というとヘビ君は「こんなのへっちゃらさ」と水たまりに自分の体で橋を掛けました。ネズミ君は無事水たまりを渡ることができました。次に、アリさんたちがやってきました。またまた、ヘビくんは橋になってくれました。次から次に色々な動物がやってくると、劇を見ていた子供たちからは「がんばれ。がんばれ」の大合唱が始まりヘビ君を応援していました。
　5歳児「しょじょ寺のたぬきばやし」　　さびれた古寺は、誰がつけたか「おばけ寺」と呼ばれていました。寺に居ついた子だぬきたちが、おばけに化けて人間を追い返すというお話です。あるとき変な和尚さんがおばけ退治にやってきました。おばけに脅され逃げ惑う和尚さん。それでも優しい変な和尚さん。次第に、たぬきと仲良しになり、まん丸お月さんの日には、たぬきと一緒に歌ったり踊ったりしてしょじょ寺は笑い声に包まれました。1つ目小僧やろくろっ首などのおばけが出てくると「怖い」と言って思わず目を伏せる子もいましたが、おばけに追いかけられる和尚さんを見て大笑いの子供たちでした。いつもは先生たちが、誕生会やその他の行事で人形劇を見せる機会はありますが、いつもとは違う人形劇で、子供たちの心に残ったことでしょう。