令和2年度1月から3月

　ビニール袋や紙などいろいろな材料を使い凧をつくりました。凧ができると、園庭で凧あげをしました。走るのが楽しい子、風向きを考えて走る子など「疲れた」と言いながらも何度も走って凧あげを楽しんでいました。

　「お腹の中にどんな鬼がいる？」と子供たちに投げ掛けると「怒りんぼ鬼」「泣き虫鬼」などいろいろな鬼が出てきました。「皆のお腹の中にいる鬼を追い出そう」と話をし、鬼のお面とマスをつくりました。
　毎年、鬼からの手紙が来るのを覚えていた年長組の子が「鬼の手紙が来てないから、鬼来ないのかなぁ・・・」とつぶやいていました。節分当日、健康観察カードを集めていると「やっぱり鬼のお手紙来てないから今日は鬼来ないね」とほっとしている子もいました。1クラスずつ、リズム室で先生たちがつくった鬼めがけて豆を投げていました。

　2学期後半から、保育室にいろいろな楽器を用意し、扱い方、もち方、鳴らし方を知らせながら、楽器遊びをしました。年長組は、大太鼓、小太鼓、シンバル、木琴、鉄琴などいろいろな楽器を使い、青組は「ビビデバビデブー」緑組は「勇気100％」の曲に合わせて合奏をしました。他にもグループ活動、手話もしました。年長組は緊急事態宣言が解除され、保育参観を行うことができました。今年度は保護者の方に子供たちの様子を見てもらう機会が少なく、久しぶりに子供たちの頑張りを見てもらい、成長を感じていただける機会となりました。
　

　「ドッジボールやろう」と友達を誘い、毎日のようにドッジボールを楽しんでいる年長組の子供たち。初めの頃は、ルールがわからない子やボールをうまく投げられない子もいました。繰り返し遊ぶ中でルールが分かり、ボールを投げるのも上手になりました。「青組男の子VS緑組男の子」「青組女の子VS緑組女の子」などいろいろな対戦を楽しみました。時には、園長先生や担任の先生が加わり、白熱した対戦も見られました。

　本年度も読み聞かせサークル「虹色ポケット」の方にいろいろな絵本を読んでいただきました。今年度最後の読み聞かせが終わると子供から「ありがとうございました」とお礼を言うと「どういたしまして」とニッコリ笑顔の虹色ポケットのお母さんたち。リズム室では、年長組が作ってくれた手づくりペンダントを「1年間、ありがとうございました」のお礼と共にメダルを首に掛けました。虹色ポケットの皆さん、来年度もよろしくお願いします。

　年長組は幼稚園で最後のお弁当を園庭で食べました。幼稚園で最後のお弁当ということで可愛いお弁当、大好きなものばかりのお弁当、食べたいものをリクエストしてつくってもらったお弁当など、どれもおいしそうなお弁当ばかりでした。お手紙付きのお弁当もあり、お手紙をこっそり見せてもらいました。3年間、お弁当を作っていただきありがとうございました。

　3月18日（木曜日）卒園式を行いました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、手洗い、消毒、マスクの着用をし、1クラスずつリズム室で卒園式を行いました。修了証書授与式では、担任の先生から一言ずつお祝いの言葉を掛けました。証書を受け取り、振り向くと保護者の方と目が合い、ニッコリする様子も見られました。お部屋では1年間の思い出のDVDを見て、1年間を振り返りました。その後、皆で花道をつくり、卒園児をお見送りしました。