平成30年度6月から8月

　5月に植えた夏野菜が少しずつ生長し、毎日水やりをする中で生長の変化に気付いたり収穫を楽しみにしていた子供たち。
3歳児は、ミニトマトが実を付けると「トマトだ」とまだ緑色のトマトを取り、先生やお兄ちゃん、お姉ちゃんに「赤くなったら取ってもいいんだよ」と教えてもらい赤いトマトを見付けると早速取りました。
4歳児は、枝豆やオクラを育てる中で「オクラって上を向いて大きくなるんだね」「そうだよ、だってお日様が大好きだから」と友達同士こんな話をしながら水やりをしている姿に思わず、笑みがこぼれました。
5歳児は、スイカやトウモロコシ、カボチャに挑戦し、近所の方に受粉の仕方を教えて頂き、見事に実を付けることができました。スイカ割りをしたり七夕のお供えにしたりしました。
野菜が苦手な子供たちも、自分たちで育てた野菜はおいしく皆で「おいしいね」と言いながら食べていました。

　今年も西枇杷島中学校の3年生が「ふれあい体験学習」の一環で幼稚園に来てくれました。絵本の読み聞かせをしてもらったり、手遊びを教えてもらったりし、一緒にリズムダンスもして楽しいひと時を過ごしました。
　自分から積極的に中学生に話しかけたり遊びに誘ったりする子もいれば、少し離れたところから中学生の様子を見ている子もいました。しかし、短い時間の中でも、徐々になじみいつしか中学生の周りには子供たちでいっぱいでした。
　名残惜しそうに「バイバイ」と手を振る中学生に「また来てね」と手を振る園児たちでした。

　7月3日（火曜日）、毎年恒例の「親子夏の集い」がありました。今年のテーマは「ミニオンの、だいぼうけん！！」でした。今年はゲーム中心で、バナナ投げ、宝探し、コロコロミニオン等楽しいゲームがいっぱいありました。年齢によって難易度はありますが、どれもわかりやすく大人もついやりたくなってしまう内容でした。
　集いの始まりは、こちらも恒例となっている全園児による「右肩上がり音頭」を踊り、次は5歳児が友達と協力してつくり上げたお神輿の練り歩きをしました。どのグループも自分たちの思いがいっぱい詰まったお神輿で「ワッショイ！ワッショイ！」と元気な掛け声に保護者の皆さんからもたくさんの拍手をもらいました。
　この夏の集いは、PTA役員さんをはじめ在園児の保護者、OBの保護者多数のボランティアにより毎年行っています。今年もたくさんの方のご協力で、思い出に残る集いとなりました。本当にありがとうございました。

　7月11日（水曜日）5歳児が名古屋市科学館にプラネタリウム見学に行きました。例年は七夕前に行きますが、今年は七夕後ということで子供たちも七夕の話に興味深く聞いたり「天の川知ってる。星の川なんだよね」と幼稚園の七夕会で聞いた話を思い出したようでした。
　たくさんの星空に「わあ、きれい」と言ったり思わず手を伸ばし星を掴もうとする子もいました。お弁当を食べた後は館内を見て回り、今年は新しいコーナーがありました。それは、自分の腕の血管をカメラに移すと血液が流れている様子が見えるものでした。子供たちは血管の多さや太さなどの違いに気付くことができ、自分の体に関心をもつこともできました。腕にばんそうこうが貼っていた子はその部分だけ血液がたまっている様子もわかり、「なんで」「どうして」と不思議そうにうつしていました。

　6月18日（月曜日）から始まった水遊び。6月は雨の日が多くあまり遊べませんでしたが、7月に入ると天候もよく例年よりたくさん楽しむことができました。
3歳児は、たらいや折り畳みプールでじょうろや水車、ペットボトル等を使って、水の冷たさや気持ちよさを味わっていました。4・5歳児は、大きいプールで足を伸ばし腹ばいになったり、ビート板を使って泳いだりしました。また滑り台を出すと喜んで何度も繰り返し遊びました。また、水の中で、みんな同じ方向に歩いたり走ったりして流れるプールをつくって楽しみました。