令和元年11月から12月

　6月に植えたさつま芋が大きくなり、それぞれの年齢に分かれて収穫しました。5歳児は、2人1組で土嚢袋の中で育てた芋、3・4歳児は、園庭の畑に先生が植えた芋、毎日子供たちが水やりをして大切に育ててきました。収穫の日を楽しみに、先生や友達と協力して芋掘りをしました。大小さまざまな芋がたくさん掘れました。蒸かして食べたり、ホットケーキの中に入れたりして食べました。「もっと食べたい」「おかわりはあるの？」などと言いながら、皆で美味しく食べました。
　幼稚園では、柿やみかん・ザクロの木もあり、今年はたくさん収穫することができました。毎日外に出るとみかんを見て「緑からオレンジになってきたよ」とかザクロを見て「ザクロが割れてきたよ」「もう食べれるかな？」「先生、とってもいい？」と楽しみにしていました。交替で収穫し皆で分けて食べました。柿は、渋柿のため、先生が干し柿を作り、給食の時に一緒に食べました。

　12月3日（火）、4日（水）、5日（木）に劇遊びを中心とした保育参観を行いました。3歳児は、各保育室で先生や友達と一緒に、自分のやりたい役になってセリフを言ったり動物になって歌ったり動いたりしました。4歳児は、リズム室で初めての舞台。緊張と恥ずかしさで、最初は声も小さく、もじもじしていましたが、練習を重ねると自信がついてきて、同じ役の友達と息も合わせセリフも大きな声で言えるようになってきました。当日は、体調を崩してお休みの子がいましたが、その子の分まで頑張っていました。5歳児は、劇のストーリーからクラスの皆で考え、絵本通りではなく、自分たちで考えたお話も入れながら、劇を作り上げていきました。また、劇に必要な道具を作り、出し入れをしたり、音響を担当したりして、クラスの皆が1つの目標に向かって取り組みました。当日はバタバタしたところもありましたが、自分の役割を責任もって行いました。当日お休みをしたクラスがあり、後日、再公演して保護者の方にも見て頂きました。どの学年も劇だけでなく、歌や親子ふれあい遊びもして楽しいひと時を過ごしました。

　12月5日（木）サンタクロースから手紙が届きました。「お友達と仲良くしているかな？」「給食は好き嫌いなく食べているかな？」などと書いてあり、「お約束を守っている子にはプレゼントをもっていくよ」という内容でした。12月17日（火）一足早いクリスマス。子供たちはワクワクしながらこの日を待っていました。リズム室で先生達の歌やトーンチャイムを使ってのクリスマスソング演奏や、「真っ赤なお鼻のトナカイくん」のブラックシアターを見ました。すると、鈴の音が聞こえてきてサンタクロースの登場。子供たちは、「サンタさんが来た」と大喜び。一人一人プレゼントをもらい、降園時には保護者の方に「今日サンタさんが来たんだよ」「プレゼントもらったんだよ」と嬉しそうに話していました。

　保護者の皆様に、自分の子供さんのクラスの先生になって保育を体験していただくものです。いつもは「○○ちゃんのママ」と呼んでいますが、この日だけは「ニコニコ先生」とクラスの子供たちに呼ばれ、担任の先生と一緒に子供たちと遊んだり、給食を食べたりして頂いています。12月は各クラス、ニコニコ先生が来て子供たちは喜んでいました。お得意なことを見せて頂いたり、絵本の読み聞かせをして頂いたり、制作をして頂いたりしました。中には、ユニークな登場で子供たちをびっくりさせてくれた保護者の方もいました。体験をされた方からは、「クラスの様子がよくわかりました」「日頃の先生の大変さがわかりました」「自分の子供がクラスの友達とどのように関わっているのか知ることができました」などいろいろな感想を頂きました。今年度もあと3か月ですが、まだ体験されていない方はぜひご参加下さい。お待ちしています。