平成30年度4月から5月

　今年は桜の開花が早く、4月9日（月曜日）の入園式には桜やチューリップの花も咲き終わっていましたが、新入園児のかわいい子供達の笑顔が満開の中、平成30年度がスタートしました。今年度は3歳児58名、4歳児1名、5歳児2名の61名の新しいお友達を迎え全園児158名でスタートしました。
　教育委員会教育長様をはじめたくさんのご来賓の皆様にもお越しいただき、入園式の中で先生達が「サンサン体操」を踊り始めると、その場に立ち上がり一緒に踊り始める子もいました。これから1年間よろしくお願いいたします。

　入園当初の3歳は、朝、お家の人と離れるのが寂しくて泣けてしまう子もいましたが、4月終わり頃になると幼稚園にも少しずつ慣れて、天気の良い日は、戸外に出てトンネルくぐりや滑り台などで、先生と一緒に自分のやりたい遊びをするようになりました。
　4・5歳児も新しいクラスの友達や先生にも慣れ、戸外で砂遊びや鬼ごっこをしたり、園庭の花壇に出来た大小様々なイチゴを見つけ「イチゴが赤くなってるよ」「食べたい」と言って、早速収穫し口の中に頬ばる子供達。「おいしい」と言いながら子供達の目先はもう次のイチゴを探していました。

　毎年、ゴールデンウィークの前には夏野菜の苗を植えています。今年もトマト、キュウリ、ナス、カボチャ、スイカ、トウモロコシなどの苗を先生と一緒に植えました。これから毎日、皆で水やりをしながら生長の変化に気付き、収穫を楽しみに育てていきます。

　5月2日（水）は、こどもの日の集いを行いました。3歳児はハンコ遊び、4歳児ははさみを使っての切りこみ遊び、5歳児は絵の具を使ってのはじき絵でそれぞれこいのぼりをつくりました。天気の良い日は5歳児のこいのぼりを園庭に飾りました。集いではこどもの日の由来を聞いたり、歌を歌ったりしました。また、3歳児は5歳児がもっているこいのぼりのところまでかけっこをしました。4・5歳児は異年齢のチームに分かれ、ボール送り競争をして遊びました。みんながつくったこいのぼりのように、すくすく大きく育ってね。

　5月7日（月）より3歳児も14時降園になりました。この日は、お弁当の日で朝から、「ウインナーもってきたよ」「私は卵焼きがあるよ」と嬉しそうに話をしてくれる子が続出。おうちの人が作ってくれたお弁当、「早く食べたいな」と何度もお弁当が気になる様子。「全部食べちゃったよ」と得意顔でした。
　給食では、家庭であまりなじみのない献立もあると思いますが、少しずつ食べていろいろな味を知らせていきたいと思います。

　毎年、給食センター見学に行けるのが楽しみな5歳児。いつも自分達が食べている給食がどのようにつくられているのかを知ることを目的とし、今年も5月9日（水）、10日（木）に出掛けました。一部屋ごとに身に着けるエプロンの色が違うのはなぜか、大きなおかまで何をつくっているのか、たくさんの野菜は機械で切るなど、栄養士さんの話を聞いたり実際に見たりすることで、よくわかったようです。
　今まで、食に興味がなかった子も「今日からたくさん食べよう」「残さないで食べよう」と言い、気持ちの変化が出てきました。給食センターの皆様これからもよろしくお願いいたします。