平成27年度11月から12月

　11月20日（金曜日）は、PTA役員さん主催によりピエロのトントさんをお招きしました。ジャグリングをはじめ、いろいろなパフォーマンスを見せてもらいました。また、園児参加の皿回しなどあり、子どもたちとトントさんが一体になり「イエイ！」を連発で大盛り上がりでした。見終わった後も「おもしろかった」「すごかった！」としばらく興奮気味の子どもたちでした。お部屋に戻ると、トントさんからの置きみやげにまたまた「やった！」と大喜びでした。楽しい時間をすごすことができました。

　12月2日、3日、4日は、劇遊びを中心にした保育参観を行いました。
　3歳児は、はじめての保育参観のため、日頃生活している保育室で行うことで安心して、先生や友だちと一緒に、自分の好きな動物になりお話ごっこを楽しみました。中には、たくさんのお客さんで恥ずかしくて、いつもの半分くらいの声だったり、逆にはりきっていつまでもいつまでも動物になりきっていた子もいました。また、お家の人と、一緒にふれあい遊びをしたりゲームをしたりして楽しいひと時を過ごしました。
　4歳児は、はじめてのリズム室の舞台に立ち劇遊びをしました。今まで読み聞かせてきたお話の中から、子どもたちの思いを聞き、決めました。自分のやりたい役になり、同じ役の友だちと台詞を合わせたり、どんな動きがいいか一緒に考えながら作っていきました。当日は、今までの練習の成果を十分発揮した子どもたちでした。お家の人と一緒に、フォークダンスや親子でデカパンをはいてボール運びを楽しみました。
　5歳児は、少し長いお話を読み聞かせてきた中から劇遊びを決め、登場人物の気持ちを考え、表情に表したり、劇に必要な大道具や小道具もクラスの皆で一緒に作りました。また、劇の役だけでなく、幕の開け閉め、効果音を出す、道具の出し入れなどの裏方も皆で分担して劇遊びを進めていきました。あまりの緊張に、台詞を忘れたり今までの動きとは違う様子も見られましたが、最後までがんばった子どもたちです。劇の後は2クラスで歌を歌ったり、お家の人と一緒に、手遊びや風船送りゲームをして遊びました。

　12月9日（水曜日）10日（木曜日）に、今年度3回目の交流で、福祉の里に出かけました。クリスマス前だったこともあり、子どもたちはおじいちゃんやおばあちゃんにプレゼントとして「あわてんぼうのサンタクロース」の歌や「ジングルベル」の曲に合わせ、タンブリン、スズ、カスタネットを使って楽器遊びを披露してきました。また、お手玉やあやとり、けんだまといった昔ながらの伝承遊びも一緒にしました。おじいちゃんやおばあちゃんの中には上手な方がいて、見せてくれたり教えてくれました。帰り際には、おじいちゃんおばあちゃんの手作りクリスマスカードをもらいました。短い時間でしたが、とても喜んで頂き子どもたちも「楽しかった」といって園に帰ってきました。

　今年も地域のお年寄り（寿会）の皆様や園児のお父さん方、PTA役員のお母さん方の協力でお餅つきを行いました。前日より、餅米を研いだり、きなこやあんこの準備をし当日は、早朝より餅米を蒸していると「いい臭いがする」といって通る子どもたちでした。餅つきが始まると3歳児はお餅つきのまねをしながら「よいしょ！よいしょ！」と皆の掛け声が大合唱になりました。寿会のおじいちゃんや園児のお父さんも子どもたちの応援により力が入り、あっという間にお餅になりました。
　5歳児は、全員がお餅つきの体験をしました。初めて杵を手にした子どもたちがほとんどで「重い」といいながらも力を振り絞ってお餅をつき、その姿を見ていた4歳児は、「僕もやりたい」という子もいました。
つきあがったお餅は、お母さん方が、きなこ、のりまきしょうゆ、大根おろしつき、あんこの4種類を作ってくれました。子どもたちの中には「僕10個も食べたんだよ」「私だっていっぱい食べたよ」と自慢をし合う子もいました。
寿会の皆様、園児のお父さん方、PTA役員のお母さん方ありがとうございました。

　秋に収穫したさつま芋をパーティーの前日に3歳児がお芋を洗ってくれて、当日は、5歳児が包丁でお芋を切り、4歳児が蒸かしたお芋をつぶし、再び5歳児が、砂糖とお塩（少々）を混ぜたお芋の種をサランラップで包み茶巾絞りにしてくれました。それぞれの年齢ができることを分担して皆で作り上げました。
　他の年齢が作り上げるのを見て「早く食べたーい」「おいしそう」と首を長くしてみていました。午後からは5歳児が3･4歳児を招待し、前日配ったチケットを持ってお芋パーティーの始まり。一人ひとりチケットを交換し茶巾絞りをもらいました。なかなか食べずに持っている子やあっという間に食べて「おかわりちょうだい」といっている子もいました。皆で食べたお芋はとってもおいしかったね。