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市内における土壌汚染について(新川地区)

更新日:2025年3月21日

市内における土壌汚染について

 このたび、愛知県から清須市における土壌汚染等調査の報告があり、下表のとおり環境基準を超過する項目が検出されました。
 なお、汚染が判明した場所は、アスファルト舗装又はコンクリート舗装等で覆われており、汚染土壌の飛散や雨水等による汚染の拡散のおそれはありません。
 

報告地点 清須市土器野宮東655番1の一部 (令和7年3月21日報告)

表(土壌溶出量)

特定有害物質名

測定結果最大値 土壌溶出量基準 基準超過土壌検出深度 超過区画数

/調査区画数 注2   

六価クロム化合物

6.8mg/L

(136倍)注1

0.05mg/L以下

0~0.5m

0.8~1.3m
4/7

ほう素及びその化合物

2.6mg/L

1mg/L以下

0~0.5m

2/7


注1:( )内は土壌溶出量基準に対する倍率を示す。
注2:調査対象地を10メートル格子で分割した区画数。

表(土壌含有量)

特定有害物質名

測定結果最大値 土壌含有量基準 基準超過土壌検出深度 超過区画数

/調査区画数 注4

鉛及びその化合物

1,700mg/kg
(11倍) 注3

150mg/kg以下

0~0.5m
0.8~1.3m

2/7


注3:( )内は土壌含有量基準に対する倍率を示す。
注4:調査対象地を10メートル格子で分割した区画数。

基準を超過した特定有害物質について

六価クロム化合物

 六価クロム化合物の毒性として、溶液にさわったり、非常に細かい粒子を含む蒸気を吸い込むことによって、手足、顔などに発赤、発疹が起こり、炎症が生じることが知られています。また、鼻の粘膜やのどへも炎症が生じやすく、ひどくなると鼻中隔の内部の組織にまで炎症が及ぶことがあります。 
(参考:環境省水・大気環境局「土壌汚染に関するリスクコミュニケーションガイドライン」)

鉛及びその化合物

 化合物によって毒性は異なりますが、高濃度の鉛による中毒の症状としては、食欲不振、貧血、尿量減少、腕や足の筋肉の虚弱などがあります。体内に取り込まれた鉛は血中などに分布したあと、90%以上が骨に沈着します。主に尿に含まれて排泄されますが、体内の濃度が半分になるには約5年かかり、長く体内に残ります。
(参考:環境省水・大気環境局「土壌汚染に関するリスクコミュニケーションガイドライン」)

ほう素及びその化合物

急性毒性としては、悪心、嘔吐、下痢、腹痛等の症状を起こします。ホウ酸の中毒量は成人で1~3g、経口致死量は成人で15~20g幼児で5~6g、乳児で2~3gと言われています。また、慢性毒性としては、ホウ酸水でうがいを続けたときなどに起きる食欲不振・無力症等のほか、ホウ酸を添加した食品の摂取による消化管障害の報告があります。
(参考:改訂4版 水道水質基準ガイドブック 日本環境管理学会編)

愛知県資料

問合わせ先

愛知県尾張県民事務所
環境保全課 環境保全第一グループ
ダイヤルイン 052-961-7254
愛知県環境局環境政策部
水大気環境課 水・土壌規制グループ
ダイヤルイン 052-954-6225

お問い合わせ

市民環境部 生活環境課

清須市役所北館2階 (〒452-8569 清須市須ケ口1238番地)

電話番号:052-400-2911(代表)

ファクシミリ:052-400-2963

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