熱中症対策「クーリングシェルター」「クールスポット」の実施について

　国は近年、地球温暖化の影響により危惧されている熱中症対策を強化するため、気候変動適応法（以下「法」という。）を改正し、熱中症警戒アラートを「熱中症警戒情報」として法制化するとともに、より深刻な健康被害が発生し得る場合に備え、一段上の「熱中症特別警戒情報（熱中症特別警戒アラート）」を創設しました。
　本市におきましても、熱中症対策の一環として、熱中症特別警戒アラートが発表されて際に開放する市指定の「クーリングシェルター（指定暑熱避難施設）16か所と、民間業者の協力により開放する「クールスポット（涼みどころ）」4か所（5事業者）を、暑さをしのぐ休憩スペースとして開放します。
　なお、本市のクーリングシェルターは、本来の熱中症特別警戒アラートが発表された時だけでなく、熱中症対策の実施期間中における通常時の開館時間でも開放します。

令和7年6月1日から令和7年9月30日まで
※当該施設の開館時間又は開放可能時間に実施します。
※飲み物等は各自でご持参ください。
※利用者は、各施設の業務の妨げにならないように必ずマナーを守って利用すること。

愛知県内において、すべての暑さ指数情報提供地点（11か所）における、翌日の日最高暑さ指数（WBGT）が35（予測値）に達する場合に発表されます。熱中症特別警戒情報（熱中症警戒アラート）が発表された地域では、過去に例のない危険な暑さとなり、熱中症による人の健康に係る重大な被害が生じるおそれがあります。

地球温暖化により熱中症にリスクの増大が懸念されており、国内の熱中症による救急搬送者数も増加しています。熱中症の危険性が高い、子どもや高齢者、エアコンが使用できない方々が避難できるよう、「熱中症特別警戒情報」が発表されたときには、市が指定した冷房施設のある施設を開放します。これを「クーリングシェルター（指定暑熱避難施設）」といいます。

法に基づき指定するクーリングシェルター以外にも、熱中症（特別）警戒情報発表の有無に関わらず、暑さをしのぐために一時休憩ができる施設を「クールスポット（涼みどころ）」として、当該施設の通常の開館（営業）時間帯に開放し、熱中症予防対策を一層推進していきます。

今後、市としましては、クールスポット（涼みどころ）をさらに増やしていき、熱中症予防対策を一層推進していきたいと考えています。この取り組みにご賛同いただき、市内の施設をご提供いただける事業者様は、ぜひご協力をお願いします。

• 市内に所在する施設
• 適当な冷房装置を有し、無料で一定時間涼むことができるスペースの提供が可能な施設
• 前述のスペースへ自由に出入り可能な施設
• 当該施設の所在地や実施時間（当該施設の開館（営業）時間）等について、市ホームページや広報紙等を通じて市民へ情報提供が可能な施設

• ご承諾いただいた日から令和7年9月30日まで（翌年度以降については、決まり次第ご連絡します。）

　　　　※原則、当該施設の開館（営業）時間に開放すること。

• 飲み物等は利用者各自で持参すること。
• 各施設、事業者様のご協力により実施するため、利用者は必ずマナーを守って利用すること。

• クールスポット（涼みどころ）にご協力いただける場合は、次の協力承諾書に必要事項を記入の上、メール、ファックス又は郵送にて清須市危機管理部危機管理課までお送りください。

熱中症関連の詳しい情報については、熱中症予防情報サイト（環境省）にてご確認ください。