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令和7年度施政方針

更新日:2025年2月21日

令和7年度施政方針

  令和7年3月清須市議会定例会の開会に臨み、来る令和7年度の市政運営につきまして、私の基本的な考え方である施政方針を申し上げ、議員各位並びに市民の皆様のご理解とご協力を賜りたく存じます。
 令和3年8月に市民の皆様からのご信任を賜り、私自身、2期目の市長を務めさせていただいておりますが、その任期も残すところあと半年を切りました。
 これまでの8年間を通じて、選挙で掲げた「力強い清須」の実現に向けた公約も、五条川斎苑の建設や、小中学校体育館の空調整備、18歳までの医療費の無償化、五条川防災センターの整備など、ひとつひとつを着実に実施することができたものと考えており、これもひとえに、議員各位をはじめ、市民の皆様、関係各位のご支援、ご協力の賜物と心より厚くお礼申しあげます。
 この任期中を振り返ってみても、新型コロナウイルス感染症の流行やウクライナ情勢に端を発する物価高騰、近年激甚化し、各地で発生する大規模災害、本市でも始まった人口減少など、清須市を取り巻く社会情勢は、めまぐるしく変化をしてきました。これからの自治体運営には、これまでの考え方にとらわれることなく、時代の変化に柔軟に対応していくことが必要だと感じております。
 令和7年度は、本市の新しい行政運営の指針として、令和6年12月に策定をした第3次総合計画に基づく新たなまちづくりのスタートの年となります。
 第3次総合計画は、これまで本市が築き上げてきたものや大切にしてきた理念を継承しながら、近年の行政課題や社会情勢の変化を踏まえて、策定を進めてまいりました。
 第3次総合計画では、これからの清須市が目指す将来像として、「水と歴史に織りなされた 安心・快適で魅力あふれる“はぐくみ都市”」を掲げています。市民の皆様の安心で快適な暮らしを確保することはもちろん、本市が持つ特色を生かした魅力にあふれるまちの実現を目指すとともに、“はぐくみ都市”という言葉には、本市の未来を担う子どもたち、市民のまちに対する誇りや愛着、人と人とのつながりなど、様々なものが大切に育まれるまちにしていきたいという思いが込められています。
 これからご説明いたします令和7年度の当初予算は、この将来像の実現に向けた第一歩となります。
 本市の財政状況は、歳入の基幹となる市税収入につきましては、企業による賃上げや、令和6年度に全国的に実施された定額減税の縮小等の影響による増加が見込まれます。しかしながら、子育て支援の拡充や高齢化の進展による社会保障関係費の増加が見込まれることに加え、大規模な施策事業の推進、公共施設の計画的な維持管理、物価高騰の影響を受ける方々への生活支援など、様々な財政需要に対応していく必要があり、今後も厳しい財政運営が予想されます。
 そのような中、限られた財源を真に必要な分野に重点的かつ効率的に配分することを基本に、市民の皆様の安心で快適な暮らしを確保するとともに、本市が持つ特色を生かした魅力あるまちづくりを推進し、そして、これからの清須市が目指す“はぐくみ都市”の実現に向けて、未来への力強い一歩を踏み出す、こうした思いをもって編成いたしました。

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お問い合わせ

企画部 企画政策課

清須市役所北館3階及び南館1階 (〒452-8569 清須市須ケ口1238番地)

電話番号:052-400-2911(代表)

ファクシミリ:052-400-2963

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