雨水出水浸水想定区域図
更新日:2022年4月1日
- 市内の皆様やこれからの住まいを清須市にご検討されている方に、大雨時の状況を確認していただくため、想定し得る最大規模の雨が降った場合の浸水区域と浸水深を示した雨水出水浸水想定区域図を作成しました。今回の雨水出水浸水想定区域図は内水氾濫を対象としています。
内水氾濫とは
- 内水氾濫とは、短時間の大雨で側溝や下水道から水が溢れ、周囲よりも低い土地や立体交差における下の道路(アンダーパス)などで局所的に浸水が発生します。河川などの洪水に比べて被害は小さくなりますが、発生頻度は高く、被害発生までの時間が短いなどの特性があります。
- 新川・五条川流域では、東海豪雨(2000年9月)の教訓から、河川水位上昇による堤防の決壊を防ぐため、基準水位を超えると排水ポンプを停止し排水調整を行います。排水ポンプを停止した流域では、内水氾濫が発生する可能性が高くなります。
外水氾濫とは
- 外水氾濫とは、多量の雨により、河川が氾濫したり、堤防が決壊したりすることで浸水が発生します。河川の氾濫や堤防の決壊により勢いよく水が流れるため、内水氾濫に比べ被害が大きくなりますが、発生頻度は低いです。また、土や砂を含んだ河川の水が流れ込むため、内水氾濫より、復旧に時間を要します。
- 危機管理課で作成している水害対応ガイドブックは、外水氾濫を対象としています。
雨水出水浸水想定区域図の作成条件
- 対象とした降雨は、国のマニュアルに基づき、想定最大規模の降雨である1時間に147mm(東海豪雨の約2倍)の降雨が降った場合を想定し、シミュレーションにより求めたものです。
- 着色のない場所でも降雨状況により、浸水が発生する場合があります。
- 令和4年4月1日時点の清須市公共下水道の整備状況等を勘案して求めたものです。
- 水防法第14条の2に基づく内水出水浸水想定区域図です。
- 本雨水出水浸水想定区域図は想定最大規模降雨が降った場合のシミュレーション結果であり、想定を超える降雨が観測された場合や外水氾濫(河川の氾濫、堤防の決壊)が発生した場合は、考慮されていません。
- 実際の降雨では、表示した浸水深と異なる場合があります。
- 適切な避難行動のためにも、あらかじめ、水害対応ガイドブックのご確認もお願いします。
雨水出水浸水想定区域図
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建設部 上下水道課
清須市役所南館2階 (〒452-8569 清須市須ケ口1238番地)
電話番号:052-400-2911(代表)
ファクシミリ:052-400-2963