清須市第2次総合計画

　2007（平成19）年3月に策定した「清須市第1次総合計画」は、2007（平成19）年度から10年間の清須市の行政運営の基本的な指針として、現在に至る清須市の発展の礎を築く上で、重要な役割を果たしてきましたが、2016（平成28）年度をもって、その計画期間の満了を迎えることとなります。
　地方自治法の改正により、総合計画（市町村基本構想）の法的な策定の義務付けは廃止されましたが、清須市においては、引き続き、行政運営の基本的な指針として、長期的な視点に立ち、市の将来に向けての発展すべき方向と目標を定めるとともに、目標の実現に向けた政策・施策・事業を最適に展開するための、行政運営マネジメントの基軸とする観点から、清須市第2次総合計画を策定しました。

　行政運営マネジメントの基軸として、より実効性のある計画とするため、「基本構想」－「基本計画」－「実施計画」の三層構造の計画とします。なお、「実施計画」については、予算編成にあわせて毎年度作成（ローリング）します。

　「基本構想」において、長期的な視点に立った将来に実現するまちの姿を描いた上で、施策ごとの目標と方向性を定める「基本計画」については、計画の進捗状況や社会情勢の変化等、さらには関連する個別計画の見直し等に的確に対応するため、前期・後期に分けることとします。
　その上で、清須市のまち・ひと・しごと創生に向けた具体的な対策をまとめた「清須市まち・ひと・しごと創生総合戦略」との一体的な推進を図るため、次のように計画期間を設定します。

　施策ごとの目標と方向性を定める「基本計画」について、計画の進捗状況や社会情勢の変化等、さらには関連する個別計画の見直し等に的確に対応するため、2020（令和2）年度から2024（令和6）年度を計画期間とする「後期基本計画」を2019（令和元）年12月に策定しました。
　なお、「後期基本計画」は、「まち・ひと・しごと創生法」の目的に沿って、地方創生を推進するための計画である「清須市まち・ひと・しごと創生総合戦略2020」と計画期間を合わせて、一体的に策定しています。

　実施計画は、基本計画で掲げる37の施策ごとに、施策の方向性に即した具体的な事務事業について、向こう3年度間の事業費の見込み、事業計画及び活動指標（行政活動そのものの結果に係る数値目標）等を定め、予算編成と連動を図りながら、進捗を適切に管理するための計画です。
　実施計画の計画期間は3年度間とし、具体的な事務事業の進捗を適切に管理するため、予算編成にあわせて毎年度作成（ローリング）します。