きよすの特産物
更新日:2014年2月1日
1.土田かぼちゃ
土田かぼちゃは、明治時代から土田地区で栽培されていた日本かぼちゃです。縮緬かぼちゃ(大治町、大府市)・早生白かぼちゃと並んで愛知県の3大かぼちゃと呼ばれ、以前は高級かぼちゃとして市場での評判も高く、料亭などに販売されていました。甲高で黄色地に黒の斑紋が入り、肉厚でもっちりした食感と甘さが特徴です。
2.宮重大根
青首大根の元祖といわれ、市場に流通している大根の半分以上はこの系統に属します。江戸時代、尾張の殿様が鷹狩りの途中、現在の春日地区宮重で風呂吹き大根を食べたところ、たいへんおいしかったのでお気に召し、それ以後毎年献上が行われるようになったという逸話を持っています。しかし、昭和20年代以後、病気の発生や嗜好の変化などにより、昔ながらの宮重大根は姿を消してしまいました。平成に入り、純粋な宮重大根を復活させようと、宮重大根純種子保存会が発足、選抜した大根から種子を繰り返しとることで、昔の宮重大根に近い大根が復活しています。また、「愛知の伝統野菜35品目」のひとつに指定されています。
3.だいこんきよす
かつて旧清洲町にあった愛知県農業試験場で、宮重大根と病気に強い「美濃早生(みのわせ)」大根を交配させ、昭和41年ごろに開発された白首の大根です。 品種改良が終っても、なぜか一般には販売されず幻の大根となっていました。しかし、平成20年に、県に保存されていた種子を用い、農家の協力を得て、 発芽試験と種子の採取を行い、平成21年から本格的に栽培をはじめ、今年は学校給食などに使われています。一般に市販される大根よりも辛味が強く、大根おろしや漬物などに向いているとされています。
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