令和7年1月27日から1月31日の学校給食

本日の給食は、名古屋名物の「きしめん」です。「きしめん」と「うどん」の違いは、「きしめん」は「うどん」を平たくしたものと考えてよいのですが、この地域の人は、「きしめん」は醤油味のだしで食べるもので、「うどん」は味噌煮込みで食べるものだとこだわる方もいるそうです。

昔からこの地域では、卵を産ませるためにニワトリを飼うお家が多かったようです。そして、卵の産みが悪くなったニワトリは、やがて食べられることになります。せっかく食べるならと、お祭りや法事など大勢の人が集まる時に、ごちそうとして振舞われるようになりました。それが、本日の給食の「かきまわし」や明日の給食の「ひきずり」です。

名古屋の「ういろう」が全国的に有名になったのは、昭和39年の東海道新幹線開通にともない、車内販売で名古屋の「ういろう」が売られるようになったのが、きっかけのようです。新幹線に乗って地元に帰る人たちに名古屋といえば「ういろう」というイメージが広がったのではないかと考えられています。

「みそカツ」は、第二次世界大戦後の復興期の屋台で、お客さんが串カツにどて煮や味噌おでんの煮汁をつけて食べたことが始まりで、広まっていったようです。今でも縁日の屋台やみそカツ専門店では、カツに煮汁をつけて食べるタイプのお店があります。