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蚊媒介感染症予防 身支度の仕上げには虫よけ

更新日:2017年4月10日

 病蚊に刺されることで発症する感染症が蚊媒介感染症です。
 蚊媒介感染症とは、感染した患者から吸血した蚊を媒介し、感染が広がる疾患です。海外では熱帯・亜熱帯地域で流行しています。国内で発生する可能性のある代表的なものは、デング熱、ジカウイルス感染症が挙げられます。

デング熱について

 蚊(ネッタイシマカ、ヒトスジシマカ)を媒介としてデングウイルスが感染して起こる熱性感染症です。人から人への感染はありませんが、流行地で感染し、帰国した症例が報告されています。

症状

 デングウイルスに感染している蚊に刺されてから2日から14日の潜伏期間後、突然の高熱で発症し、頭痛、眼の痛み、結膜充血等を伴います。発熱は約1週間持続することが多く、その後全身症状として筋肉痛、骨関節痛、全身倦怠感が生じます。

ジカウイルスについて

 ジカウイルスを保有している蚊を媒介として感染します。感染した人から人へ直接感染する病気ではありませんが、輸血や性行為によって感染する場合もあります。

症状

 蚊に刺されてから数日後、軽度の発熱、発疹、結膜炎、関節痛、頭痛等がみられます。症状が軽く、気付きにくいこともあり、予後は比較的良好です。
 妊娠中にジカウイルスに感染すると、胎児に感染し、小頭症等の先天性障害をきたすことがあります。

※妊娠期間中にジカウイルスに感染すると、胎児に感染し、小頭症等の先天性障害をきたすことがあります。やむを得ず渡航する場合は、主治医に相談し、十分な防蚊対策をする必要があります。

予防方法

 蚊に刺されないようにすること、蚊の発生源を減らす工夫が大切です。
 具体例:日中に屋外で活動する際は長袖・長ズボンを着用する。
     虫除け剤を使用する。
     雨水が溜まった容器は、すぐに片付ける。
     庭木の剪定、雑草・籔の刈り取りをする。

海外旅行中(流行地)に蚊に刺された場合の相談先

 すべての蚊がウイルスを保有しているわけではないので、過分に心配する必要はありませんが、帰国時に空港等の検疫所へご相談ください。帰国後に心配なことがある場合は清須保健所にご相談ください。

関連リンク

お問い合わせ

健康福祉部 健康推進課

清須市役所北館2階 (〒452-8569 清須市須ケ口1238番地)

電話番号:052-400-2911(代表)

ファクシミリ:052-400-2963

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