避難所運営マニュアル

大規模地震などの大災害が発生した場合、極限状態の中で被災者の方が予め指定されている避難所へ避難し、共同生活を営むことが予想されます。しかしライフラインが停止し物資も不足する不便な状況で、慣れない共同生活を営むことは容易なことではありません。その場合には、避難者が主体となり、自主防災組織や自治会等が避難所配備職員の協力を受けながら「避難所運営組織」を立ち上げ、避難所を開設・運営していくことが必要であることから「避難所運営マニュアル」を作成しました。
このマニュアルは、避難所において発生することがあらかじめ予想される課題の内容や範囲を示して、これに対して、いつ、誰が、何を、どのように行うべきなのかを簡潔に示してあります。できるだけ混乱を少なくし、避難者が主体となって円滑な避難所の運営をするための手引書や手順書として活用してください。
避難所運営は日頃の訓練や役割分担が非常に大切です。自主防災組織や自治会の防災訓練に取り入れ、実際の避難所生活を想定した訓練を実施しましょう。

※令和3年5月に国の「避難情報に関するガイドライン」の改定を反映し、「警戒レベル」を用いた避難指示等の発令について一部改正を行いました。

※令和2年8月に「新型コロナウイルス感染症対策編」を新たに策定しました。

避難所での感染防止のため避難する際に持参するものに加え、マスク、消毒液、体温計、石鹸、スリッパ、ビニール手袋を持参してください。
また避難所に入る際の混雑をできるだけ少なくするため、「避難者受入カード」と「健康状態チェックカード」を事前にダウンロードし、あらかじめ記入したものを持参して避難所に行きましょう。「避難者受入カード」と「健康状態チェックカード」は市役所危機管理課でも配布しています。