浸水想定区域図とは?資料:気象変動監視レポート2021(2022.03.29気象庁)04041時間降水量50㎜以上の年間発生回数各河川の浸水想定については 『浸水深マップ』P23-32へ平均226回1976年~1985年 近年、これまでに経験したことのないような豪雨が各地で頻発しています。これには、地球温暖化等による気候変動が影響していると考えられています。そのひとつの兆候として、昔に比べて豪雨の発生回数が大幅に増加している点が挙げられます。 下の図は、日本全国で1時間に50mm以上の短時間強雨を記録した回数を1976年から2021年までの間でグラフ化したものです。これを見ると、昔(1976年~1985年)は平均226回程度であったものが、近年(2012年~2021年)は平均327回と約1.4倍に増加している様子がわかります。(回)500450400350300250200150100500堤防の決壊や越水の可能性がある地点ごとに氾濫シミュレーションを行い、浸水の範囲・浸水の深さを計算しています。そして、それぞれの地点の結果をすべて重ね合わせて、図化したものです。(年)平均327回1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 20202012年~2021年このような状況から、新たに想定最大規模の洪水での浸水想定区域図が公表されました。最近の豪雨の傾向激しさを増し、頻度も高まる豪雨約1.4倍に増加
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