―平成18年11月10日(金)・11日(土)―
| ■愛知大会のテーマ 「人」の元気が、「地域」の元気 ― 愛+智の国にようこそ!― ■清須市分科会のテーマ 旧街道を活かす地域の知恵と文化 ―見つけよう!「遊歩百選」に選ばれた美濃路で、キラッ☆と光る宝物― |
![]() 清洲城を背景に、参加者と清須市分科会とで「ハイ!ポーズ」 |
-分科会会場- 第1日目 西枇杷島福祉センター 場所:清須市西枇杷島町大野 第2日目 清洲城黒木書院 場所:清須市朝日城屋敷 |
1 開催の概要
地域の資源を活かした個性あふれるまちづくり活動が各地で展開されています。愛知県でも、昨年の「愛・地球博」に多くの地域づくり団体が参加し、伝統文化の披露や活動成果の発表を行う中で、心を通じ合わせ感動を共有しました。その愛知の元気な地域づくりを紹介しながら、全国各地の皆さんと情報交換を行い、仲間づくりの輪を広げていくために開催されました。なお、分科会は清須市をはじめ愛知県内16市町に分かれ行われました。
全体スケジュール
第1日目
| ・特別分科会(9:30~) ・全体会(13:00~) |
「まちコミ映像祭優秀作品上映&トーク」 基調講演「人が輝く元気な地域づくり」 講師:中田實氏(愛知江南短期大学学長・コミュニティ政策学会会長) |
| ・分科会(16:00~) ・交流会(18:00~) |
西枇杷島地区の美濃路を視察 西枇杷島福祉センターで意見交換・交流会 |
| ・分科会( 8:30~) ・終了(13:30) |
新川地区、清洲地区の美濃路等を視察 |
2 清須市分科会のプログラムとスケジュール
(1)内容紹介
これまで、私たち「まちづくり3団体(枇杷島みのじ会、美濃路まちづくり推進協議会、にしび町家地区まちづくり協議会)」は、美濃路の歴史や文化を広く皆さんに知って頂くとともに、地域の魅力づくりや活性化に向けて取り組んできました。
しかしながら、時代の流れとともに、歴史街道としての趣きが薄れつつあります。特に、平成12年の東海豪雨の災害に伴う河川改修が進むなか、美濃路は、今、変革期を迎えています。
そのような変革期だからこそ、全国の地域づくり団体の皆様に、美濃路を知ってもらい、「キラッ☆と光る」ものやまちの問題点など、様々な角度からの意見交換を行いました。そして、その結果を、私たちの新たなまちづくりへの展開に活かしていきたいと考えています。
(2)プログラムとスケジュール
| 11月10日(金) 16:00 18:00 20:30 |
分科会 ・名古屋市西区、西枇杷島地区の美濃路を視察 ・西枇杷島福祉センターにて意見交換 交流会 終了 |
![]() 西枇杷島地区の美濃路の視察 |
| 11月11日(土) 9:00 12:00 13:30 14:00 |
分科会 ・新川地区、清洲地区の美濃路を視察 ・清洲城黒木書院にて意見交換 昼食(キリンビアパーク名古屋) 終了 JR名古屋駅解散 |
![]() 清洲地区の美濃路の視察 |
3 清須市分科会の概要報告
■1日目 11月10日(金)

現地視察(山車蔵)

高田弘子先生の講話

盛り上がった意見交換
1日目の現地視察は、名古屋市西区の美濃路をバスで見学。その後、西枇杷島地区の美濃路を皆さんと歩いて、屋根神様、山車蔵(王義之車)、みのじの館、問屋記念館などの美濃路の歴史・文化に触れて頂くとともに、私たちのまちづくり活動の成果について紹介しました。
(2)西枇杷島福祉センターで意見交換会
視察後、西枇杷島福祉センターにおいて、講師である高田弘子先生より、当分科会のまちづくり活動についてのお話をして頂いた後、参加者の方々に美濃路の感想を伺いました。
(3)交流会
交流会では、はじめに当分科会のまちづくり活動や、美濃路の文化・歴史についての紹介を行いました。美濃路を歩き、皆さん少々お疲れの様子でしたが、まちづくり活動についての意見交換を行うと、大いに盛り上がりました。
■2日目 11月11日(土)

現地視察(清洲城)

黒木書院での意見交換
昨日の盛り上がりのまま、2日目の現地視察は新川地区・清洲地区の美濃路を歩き、伊勢安商店、清凉寺、清洲宿本陣跡、清洲城天主など宿場町としての美濃路の文化に触れて頂きました。
(2)清洲城黒木書院で意見交換会
視察のあと清洲城黒木書院において、分科会全体を通した感想や今後のまちづくり活動に対する意見などについて参加者の方々と意見交換を行いました。
その後、キリンビアパーク名古屋工場の見学と食事をしながらの意見交換を行い、2日間にわたる感想と参加者全員の地域づくりの発展を願って閉会いたしました。
4 清須市分科会で得たこと
○全国各地の人が初めて美濃路を歩いて、感じたことを率直に聞くことができたことがとても参考になりました。また、自らの地域を良くしたいと考えている仲間と知り合えたことで、まちづくり活動の情報交換や相談など、連携して地域を盛り上げていくきっかけが出来たことについて嬉しく思っています。
○分科会の開催前後に、参加者皆さんにアンケート調査を行うことができたため、参加して頂ける方が当分科会の何に興味を持っているのか、また、参加して何を感じたかを把握することができました。その結果、『屋根神様』の印象が強いことが分かり、我々が今後、力を入れて取り組むキラッ☆と光るものを再認識できたと思います。
![]() 屋根神様 |
![]() ■「興味を持ったもの」のアンケート結果 |
5 これからの展開
○地域の文化や歴史をモノで残すことは、比較的取り組み易いと思います。しかし、その結果、地域固有の風情が失われつつあります。我々に求められていることは、モノではなく、風習や習慣を伝承していくことなのではないでしょうか。その結果として、モノが残るのではないでしょうか。我々のこれまでの活動を継続し、一歩づつですが、美濃路とともに風情を残す地域づくりに取り組んでいきたいと考えています。
6 参加者の感想(開催後のアンケートより)

意見交換

現地視察(縁台)

現地視察(清洲城天主)
○変わりつつある美濃路ですが、所どころに風情ある町並みが残っていると感じました。その所々の風情を感じてもらうため、美濃路を知ってもらうために、ちょっと足を止めて一休みをしてもらう工夫があると楽しいと思いました。そういう意味で、伊勢安商店さんの前にあった縁台は、一休みして、縁台から対面する町並みを見つめて、お店のご主人との会話を楽しむなど、新たな地域の良さを知ってもらうきっかけになると思います。
○美濃路に食事・休憩処が少ないため、より多くの人に訪れてもらうためには、そういう場所が必要ではないかと感じました。
○創り上げるのではなく、背伸びをせずに取り組める活動を通じて、地域の歴史を自然体で伝える点が印象的でした。観光面での効果を狙った地区が多いなか、あくまで古くからの美濃路の景観にこだわった地域づくりへの思いが伝わってきました。
○清須市は、名古屋市と隣接しており開発条件が良い場所だと思います。その様ななかで、鳴らさなくなったとは言え、時鐘が今も鎮座している風情は、心洗われるものでした。歴史的なものも含めて、地域の資源をしっかり残すことで、現代とのコントラストで、キラッ☆と光るものになると思います。
| ☆高田弘子先生からのメッセージ(清洲城黒木書院での談話にて)☆ 日本人は、問題解消型のまちづくりは得意だと思います。でも、これでは平穏なまちや問題がないまちでは、まちづくりが出来なくなってしまいます。これからは、問題は無いけれども、まちをもっと良くしていこう!とか、もっと楽しいまちにしていこう!という活動に取り組んでいかないと、まちづくりが発展しないし、継続していかないと思います。今回、私達の清須市分科会に参加して頂いた皆さんには、是非とも、そういうまちづくりにも取り組んで頂きたいと思います。 |
●美濃路まちづくりニュースレター〔254KB/PDF版〕
問合せ 企画政策課(本庁舎)




